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MSX といっても YIS-503 のビデオケーブルを作成するの巻


Facebook の、とあるグループでの投稿で、おっさんプログラマーが冗談で「 どうしてもWebアプリケーションのソースサイズを 28815バイト以内に収めてしまう」というのがありまして、メンバーの大半の反応は 「なにか切りの良い数字?」って感じでしたが、私には何か見覚えのある数字だったので考えたら、35年くらい前の記憶にたどり着きました。

RAMが32KB 以上のMSX のフリーエリアは確か 28815バイト!


今となってはどうでもいいことですが、当時の色々な制約に対する呪縛は私も色々とあるので、その気持ちわかります。

私の呪縛の中でもっとも強いのが、「8の倍数」。アプリの画面のデザインをするときのコンポーネントの配置やサイズが 8の倍数じゃないと気持ち悪くて仕方ないのです。現代っ子は平気で、X := 10; Y:=20 などとしますが、 X:=8; Y:=16 とかじゃないとしっくりこないんです。当時のマイコンたちのVRAM は、 RGB それぞれプレーンが分かれていて、横8ドットを1byteであらわしていたので、横の1ドット移動はローテートしないといけなくて面倒くさくて、処理も遅くなってしまうというのがありましたので、イメージが悪いんです。。話が脱線しすぎなので、この話はここまで。

手持ちの YIS-503 が 32KB だったよねということでコネクタ確認

そういえば、そうだった。。DIN5 の専用ケーブルだったんだ。。当時、付属のケーブルで表示できなかったのでケーブルを分解してみたら結線が間違っていたので、自分で直した記憶がよみがえる。

部品を購入して自作するしかないね

最初、秋月電子で購入しようと思ったけど、Amazonで ビデオ入力を HDMI に変換するコンバーターがあったので、他の部品も一緒に購入。DIN5 が中国から発送だったので揃うまでに2週間程度かかったしまいました。(涙)

いざ工作

まずは、オーディオケーブルをニッパーで切断。

皮むきは、こんなのがあると楽ちんです。

それぞれ皮むきして、撚る (よる)

皮むきして撚ったところ

DIN5ピンは、写真の部分をドライバーなどで押して分解します。

分解すると4つのパーツに分解されます。

分解したところ

黒いカバーは後ろからケーブルを差し込むタイプですので、ハンダ付けする前にケーブルを刺した状態にしておきます。

ピンの裏側のケーブルをハンダ付けする部分の高さを確認。

この部分の長さが 2~2.5mm 程度ですので、銅線をこの長さ程度に切りそろえます。
この時、赤と白は、音声のLとRですが MSXの出力はモノラルですので、一緒にしてしまいます。
またそれぞれのアース線 (剥き出しの銅線) はすべて一つに撚っておきます。

ちなみに、当時の資料よりピンアサインは次の通りらしい

では早速、固定してハンダ付け

2,3,4ピンに結線したところ

そして、余裕があれば、基板用のグルーで固めておくと、より良いかな。

ケーブルの根元をペンチで軽く加締めて、ハンダ部分にグルーを流し込む
出来上がり

あとは結線して。。。

電源補助として USB 5V

MSX スイッチオン!

無事出力されました。

さてと、BASIC プログラミング~(^^♪ 

ではなくて、仕事に戻ります。

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