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レトロゲーム機のジョイスティック製作

私の高校時代からの友達から、同じレトロゲーム機 (中華製) を使って、一緒にレトロゲームをやろうとお誘いがあった。

小中高とゲームセンターには良く通っていましたので、70年代、80年代のアーケードゲーム懐かしいし、実際に MAMEで何度かトライしてみたことはあった。

初期のゲームといえば、駄菓子屋の軒先でプレーに熱中した、ブロック崩し、インベーダー、ギャラクシアン、パックマン、ドンキーコング、バーニング ラバー、スイマー、Jump Bug 、Crazy Climber 、New Rally-X 、ムーンクレスタ、ZIGZAG (Dig Dug の海賊版) 、XEVIOUS などなど、高校生の時は、主に東亜プラン (タイトー名義含む) の飛翔鮫、究極タイガー、SLAP FIGHT、達人や、1942、ストII、Outrun、Le Man 24 、ダライアス、魔界村などなどプレーしてきた。

しかし、今となっては、シューティングでは弾をよけきれず、魔界村のようなゲームではジャンプのタイミングが合わないなど、動体視力、反射神経に問題ありな50代になってしまっている。

パックマンは、かろうじて 鍵の面くらいまでは行けることもある。

レトロゲーム機が届いた。。

届いたものがこれ。

かなり、怪しげなピンク色の安っぽい筐体。手持ちの 12V 1A の電源 をつないで、HDMIに接続してみた。

とりあえず、起動してゲーム選択画面が表示された。User Manual に書いてある通り、手持ちの USB ジョイスティックをつないでみたが認識せず、PS3用のUSBゲームパッドも認識しないという困った状態。友達も認識しないというので、なんだよ~と思いましたが、基板を見てみると 40pinのコネクタがあるではないか!!

で、Manual にもピンアサイン表が印刷されていたので、ダイレクトで接続して試してみた。

40pinのハーネスを試作
ダイレクト接続 テスト

動作は確認できた!

ということで、工作意欲が湧いてきたので、ジョイスティック部品を発注。

amazon で購入

試しに Amazon で安いセットを購入 (\3474) 。

届いた部品の寸法を測って、CAD ( Solid Works ) で設計。

トッププレートを設計

設計した トッププレートとベースプレートはレザーカット。

ボディは、得意の 3Dプリンタで出力。

出力したものは、サポート材を除去しなければいけないので、内製の除去装置で除去。

ボディ完成!

材料をケチったせいで、かなり軟弱なボディになってしまった。取り合えず Ver1.0 はこれで行こう。

ボタン類の配線を作成

レーザー加工品も仕上がってきました。

このままでは、錆びてしまうので、塗装します。

塗装ができたら、次は待ちに待った 組付け!!

電源投入して、動作確認。

とりあえず、見事成功!! XEVIOUS をテストプレー。へたっび過ぎて話になりませんでしたが、アンドアジェネシスのところまで進んで無事終了。どんなタイトルがあるのかなと見ていたら、コンシューマー機向けの Ultima 7 (英語版) も入っていた。

先ほども書きましたが、初期バージョンのボディが弱すぎたので、再設計して組みなおし。

トッププレートの色が2色なのは、私と友達の分の 2台を作成したからです。白とシルバーの色の乗りがどちらが良いかのテストも含めて、このようにしてみました。

後日談、ボタンのスプリングが少々強くて、シューティングで疲れてしまうということで、秋葉原のラジオデパートにある「千石電商 ジョイスティック専門店」で、ボタンを購入。 b接点のもので、スプリングも軽いので少し改善できました。

CADデータを使ってみたい方がいれば、データをアップしようかと思います。
3Dプリンタ用にはSTL形式、レーザーカット用には 図面

3Dプリンタで何か作りたい、金属をレーザー加工したいなどのご要望があればお気軽にお問合せください

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